あまり評判が良くないHoudiniのモデリング機能ですが、やってみた感想としては、、確かにMayaよりは使いづらいかなと(小声。。
一番はモデリングツールがあまり充実していないこと。Mayaのようにかゆい所に手が届くツール群がそろっているわけではないため、、かなり地道な作業が必要になる場合が多いと思います。
一番はモデリングツールがあまり充実していないこと。Mayaのようにかゆい所に手が届くツール群がそろっているわけではないため、、かなり地道な作業が必要になる場合が多いと思います。
ただ、それに慣れてしまえば、ゴリゴリやるだけなので他のソフトのモデリングと基本は変わらないよう思います。
メリットとしては、やはり履歴を遡って変更が可能なことでしょうか。かなり柔軟にやり直しができると思います。ただ、例えば、vertex(頂点情報)をmergeするなど変更を加えた後で、戻ってやり直し作業をすると、それ以降のノードではエラーが出たりするので注意が必要です。戻って変更を加える場合は、その後のノードに影響が出ないかを考えながら行う必要があります。
以下、注意点などを記載していきたいと思います。
※あくまでも僕の独習からの視点なので、間違いがあるかもしれませんし、本当はうまくやれる機能や方法があるかもしれません。そういう場合は、記事を修正していきますので、コメントで一言頂けると大変助かります。
1.オペレーションを行うたびにノードが増えていくので、何も考えずにやるノードが膨大な量になってしまいます。その管理、まとめ方みたいなのを考える必要があること。
・editオペレーションは同じノードできるだけまとめておこなう
・PolyeExturude(押し出し)はdetailタブで分割数が指定できるので、できるだけまとめておこなう。
・Edge Loopもまとめて行う。
・ある程度のまとまりができたら、"null"ノードで"Out_model"などの名前をつけて、まとめる。その上で、"object_merge"ノードを作成し、読み込んでそこから作業を進めるとかなりスッキリできる。
秋元さんのCG WORLDの連載記事のDLPDFファイルが参考になると思います。
CG WORLD.JP Houdini Cook Book
ただ、あまり気にしすぎるとモデリングが進まないので、僕は途中からNetwork viewは見ないようにしていました。この辺のコスト管理は慣れと知識がないと急には難しいですね。
2.頻繁に使うショートカット
・4画面表示・・・"ctrl+2"
その上で、1面←→4面の行き来をする・・表示させたいviewにマウスを移動して"spaceキー+b"
(思ったviewがうまく一面表示されないときは、一度selectキーに切り替えて行うとうまくいく)
・sceen viewの全体表示(モデリングに集中時)・・・ctrl+b
・selectボタン・・"s"
selectした上で、ポイント指定・・"2"、エッジ指定・・"3"、primitiv(フェース)・・"4"、vertex・・"5"
selectがうまくできない時は、選択指定がFront Face,Back Faceのどちらかになっているので、下記画像の場所で選択か、ショートカット"b"キーを押して変更。
・ワイヤーフレーム表示・・"w"
・繰り返し・・"q"
この辺も、他のソフトでも使うようなショートカットだと思います。
4面でリファレンスを表示させてモデリングをする場合は、画面切り替えのショートカットは頻繁に使います。僕のキーボードが悪いのか、うまく切り替えができない時がありますが、スペースキーはカメラの指定ですので、スペースをおして次のキー(bとか)という具合に、同時押しはしないほうがいいかもしれません。
3.頻繁に使えうツール
・edit・・sceen view上で、移動や拡大、頂点やエッジの移動などのオペレーションをすると勝手にできるノード。
・Transform・・最初にBoxなりtubeなりを作ったときに、最初につなげて作業を行う。editでも代替できるが、オブジェクトを大きく動かすときに使う(気がする)。pivot pointなどを変更したいときにも使う。
・Poly Exturede・・押し出しツール。押し出し後分割できるのが便利。
・Poly Split・・分割ツール
・Edge Loop・・ループして分割
・Fuse・・頂点を結合するツール。上記Edge Loopを使った後など、頂点が分かれたままになることがあるので、これで結合して綺麗にする。
・Reverse・・法線を反転させる。
・Create Poly・・ポリゴンの作る機能があまり充実していないので、このツールを導入した方が早いと思います。
・Flatten Points・・ポイントやprimitiveを並べたり、平面にそろえることができるツール。これもデフォルトではない機能なので、このサイトからDLして使います。でも本当に無いのだろうか。。
主に使うのは、sceen viewの上にあるshelf Toolのコマンドが多いと思います。もう少し複雑な、こういう作業はできないのかなー、というのは、以前紹介しましたが、Mayaとの対応表がMaya使いの方は大変便利だと思います。
Maya To Houdini
あと、Tipsとして、HoudiniはNetwork View上で"Tab"キーでノードを呼び出してオペレーションを行うのが基本ですが、これは、sceen view上でもできるわけです。
例えば頂点などを選択してる状態でオペレーションをしたい場合(fuseとか)は、sceen view上で"tab"キーからノードを呼び出してオペレーションを行うと、選択した部分だけに適用されます。
これは、覚えておくと便利だと思います。
文字ばっかり、かつちょっとまとまりきれてませんが、個々のツールの使い方などは、また別でupしていきたいと思います。参考になれば幸いです。
以上。
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