2011/05/24

【基礎】Display Background Imageの使い方

「モデリング用のベースづくり」 という記事を以前書いていましたが、これではモデリングの参考にできないことがやってみるとわかりました。すみません。Mayaなんかはこういう感じでやっているのですが、HoudiniはディスプレイFlagで表示/非表示を制御しているので、モデリングするObject以外は表示できないので、まったく参照できない(もしかしたら方法があるのかもしれませんが)。

というわけで、Mayaでいうところの、Use Back Groundの機能を使って、リファレンスをビューポート内に表示させる方法です。

このサイトの記事を参考にしました。

AI works
http://www.aiworks.eu/h11-cook-book-intro-and-toc/27-hcb-modeling/9-h10cb-modeling-background-images.html

1.view port内で"d"キーを押して、ディスプレイオプションウィンドウを開きます。

2.Background>Image source>File or COP を選びます。
Fileを選んでも良いのですが、画像の加工ができるためCOPネットワークを選んだ方が後々良いので、COPを選択します。

3.ネットワークビュー上で Img>comp1の中に入り、Fileノードを作ります。
表示させたいファイルを選択します。
今回は、写真をカラーではなく、モノクロにしたいので、さらに、monoノードを作成し、Fileノードにつなぎます。

4.Display option windowに戻って、Copタブの中でノードを指定します。
ここでは、最終のmonoノードを指定しています。

5.Display Background Imageにチェックを入れます。これでバックグラウンド上に表示されます。

3D Viewタブで見え方の調整ができます。
Automatically Place はチェックを入れると固定視点になるので外しておきます。
各画面で見れるように、4画面でチェックした方がよいです(space+b)。

fileを指定するだけでなく、Copネットワークでの変更が参照できるところが便利ですね。

詳細は先ほどのリンク先にもあるので参考にしてみてください。
ただ、疑問としては、人の顔のように正面と横面を同時にリファレンスを見ながらのモデリングが、これだとできないですよね。
MayaだとPlaneに正面と、横面の画像を貼り付けてクロスさせてやったりするのですが、、Houdiniでもできないんですかねー。
いや、そんなはずが無い。。いずれ方法を見つけたいと思います。

以上。

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